2007年11月21日

映画でしりとり 『死ぬまでにしたい10のこと』

『トゥリーズ・ラウンジ』に続き、72回目は、

『死ぬまでにしたい10のこと』
My Life Without Me
監督:イザベル・コヘット
出演:サラ・ポーリー、スコット・スピードマン、デボラ・ハリー
マーク・ラファロ

****あらすじ****

17歳の時に妊娠し、結婚したアン(サラ・ポーリー)。現在、23歳。
清掃の仕事をしている。夫のドン(スコット・スピードマン)は
失業中。アンの母親(デボラ・ハリー)宅の裏庭にあるトレーラー
ハウスで、夫と2人の娘との4人暮らし。家事と仕事と子供の世話。
時間に追われ、忙しい。

ある日、突然の腹痛に襲われて病院に運ばれたアン。検査の結果
医師からは、癌で余命2〜3ヶ月と宣告される。若さのせいで進行が
早く、すでに全身に転移してしまっていたのだ。

アンは病気のことを誰にも打ち明けないと決意し、ドンや母親には
貧血だと説明した。夜更けのコーヒーショップで独り、今までの
人生を振り返りながら、死ぬまでにしたいこと10項目のリストを
作った。

1 娘達に、愛していると1日に何度か言う

2 ドンに、子供達も気に入るような新しい奥さんを見つけてあげる

3 娘達が18歳になるまで、誕生日に毎年贈るメッセージを録音する

4 ホエール湾ビーチに行って、ピクニックをする

5 好きなだけお酒を飲んでタバコを吸う

6 思っていることを言う

7 他の人とつきあって、どんな感じか確かめてみる

8 誰かを私に夢中にさせる

9 刑務所にいる父に会いに行く

10 ネイルアートをして髪型を変える

そんな時。コインランドリーで、コーヒーショップにいた男リー
(マーク・ラファロ)に声をかけられた。帰宅後に洗濯物の袋には
1冊の本が入っていた。電話番号を書いた紙が挟まれている。
恋人と別れたばかりのリー。彼の家を訪ねたアンは、彼と恋に
落ちる。

隣の家に越してきた、同じ名前のアン(レオノール・ワトリング)。
アンの娘達もよく懐いている。自分の死後、夫のドンの新しい
パートナーになってくれるよう密かに願う。

10年も刑務所にいる父(アルフレッド・モリーナ)とも面会した。

リストに書かれた10項目のしたいことを一通り実行していくアン。
そして・・・。


************

もし、突然。自分が癌に侵されていて、余命2ヶ月だと知ったら。
何をしたいだろう。

アンの場合は、残された家族への贈り物。そして、若くして
結婚・出産してしまったために犠牲となった、青春の日々を
取り戻すこと。

中には、病魔に襲われていることを考えると無理だろうと
思うこともある。共感しきれない考えもある。つい、客観的に
見てしまった。

重いテーマながら、淡々と描かれた作品。主役のアンを演じた
サラ・ポーリーの透明感あるたたずまい。悲壮感のない美しい
病人の姿。こんなに上手くいくわけはないだろうと思いつつ。
映画だから、ありなのか・・・。

デボラ・ハリーの母親役には、驚いた。意外と良かった。

病院の廊下で。残りわずかな余命宣告にショックを受けるアンに
キャンディーを渡す担当医。ジュリアン・リッチングスが演じた
人間味のある医師。どんな慰めの言葉よりも、優しさを感じた。


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次回は、「と」または、「ど」から。



posted by zooom at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画でしりとり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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