2007年10月20日

『幸せのレシピ』

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『幸せのレシピ』
No Reservations
監督:スコット・ヒックス
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アーロン・エッカート
アビゲイル・ブレスリン、パトリシア・クラークソン、ボブ・バラバン

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/noreservations


****あらすじ****

マンハッタンにある高級レストランの料理長ケイト(キャサリン・
ゼタ=ジョーンズ)は仕事一筋。厨房内は目が回る忙しさ。
何皿もの料理を同時進行で的確に指示を出し、味付けの確認をし
秘伝のソースで盛り付けをし、完璧な状態に仕上げる。
客からの賞賛にも、厨房が忙しいからと出たがらないケイト。
文句をつける客には、自ら厨房を出て対決する。頑固な料理長。
料理の評判はいい。絶妙な火加減と繊細な味のソースが決め手。

仕事を終え、帰宅しても。留守電のメッセージは、0件。
同じアパートに住むショーンからの誘いを何度も断り、ガードが
固い。朝は早起きし、自ら市場に足を運び、魚を仕入れている。
そんなケイトはレストランのオーナー(パトリシア・クラークソン)に
セラピーを受けるように言われ、セラピスト(ボブ・バラバン)の
所に通うが。いつも話の内容は、料理。しかも、ケイトはなぜ
セラピーに通わないといけないのかが分からない。仕事が人生。
それだけではダメなのだろうかと不安にも思わないケイト。

姉と、姪のゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)がケイトの元へ訪れる
途中、交通事故で姉が死亡。9歳のゾーイがひとり残された。
シングルマザーだった姉。万が一の時のため、記しておいた遺書。
何かあれば、ケイトにゾーイを託すと記されていた。姪の保護者に
なったケイト。料理一筋の独り暮らしから、人生が一転する。

最愛の母親を亡くしたうえ、住まいも学校も、すべての環境を
変わることを余儀なくさらえたゾーイ。ケイトに心を開かない。
凄腕シェフのケイトが作る料理にも手をつけてくれない。
家には新しい家族となった、姪のゾーイ。学校の送り迎えをし
居心地のいい家を作ろうと必死なケイト。観察眼が鋭く、利発な
ゾーイ。ケイトが無理をしていると言う。

忌引き休暇の途中。厨房が気になったケイトが様子を見に行くと。
厨房内には、オペラが流れていた。スタッフは楽しげ。そこには。
見知らぬ男がいる。副料理長として雇われたニック(アーロン・
エッカート)はイタリア料理を得意としていた。スタッフを雇う
権利はケイトにあるのだが。あまりの忙しさと、臨月のスタッフの
ために、急遽オーナーがニックを雇ったのだ。

ケイトの料理を尊敬しているニック。有名店からの誘いを断り
ケイトと一緒に仕事をすることを選んだ。人を笑わせ、楽しませる
明るいニック。ケイトとは正反対の正確とアプローチ。相性が悪い。
常にぶつかってしまうケイトとニック。

ベビーシッターを雇ってもうまくいかず、やむなくゾーイを連れて
厨房に出ることに。ゾーイはニックに心を開き、ニックが作った
パスタを食べた。次第に、ケイトとも打ち解けるようになった。
ニックを気に入ったゾーイ。ニックを自宅での夕食に誘うことに。
ケイトは少しずつニックが気になるように。やがて、二人は恋人
同士に。ケイト、ゾーイ、ニックの3人で過ごす休日が増えた。

オーナーがニックの才能を非常に高く買っていることが気になる。
ふとしたことから口論となった、ニックとケイト。おしまいだ。
ニックが家に遊びに来ないと知ったゾーイ。また、寂しくなる。
そして、ゾーイがいなくなった。慌てるケイトは・・・。

************

想像力が掻き立てられる美味しそうな料理のレシピの数々を。
まるで、美しい詩のように、うっとりと語るケイト役のキャサリン・
ゼタ=ジョーンズ。冒頭のシーンで、どんな人生を送っているのか
よく分かる。今までのキャサリン・ゼタ=ジョーンズの役柄とは
少し違っている。今回は、恋人のいないシングルトンの役。
意外と違和感がなかった。さすが、オスカー女優。

ウズラのトリュフソースも美味しそうだったが。以前、ロンドンで
滞在した、Dorset Square Hotel のダイニングで食べた
ドーバーソ―ル(ドーバー産舌平目のソテー)の味を思い出した。
大きなオーバル皿からはみ出しそうに大きな舌平目。レモン汁を
たっぷりかけ、タルタルソースを少しつけて食べると。ほわっと
柔らかい美味しさが口の中に広がった。ああ、もう一度食べたい。
エレガントな内装で、素敵なディナータイムを楽しめたが。
現在はかなりカジュアルな雰囲気の店に様変わりしている。
シェフも変わってしまっただろうか。

映画館を出た後に。無性に鴨胸肉のローストが食べたくなった。
近くの百貨店には、鍋用以外の鴨肉は売っていなかった。
やはり、鴨肉料理はフレンチの店で食べるしかないらしい。
ケイトとニックのような店があれば。是非訪れたい。

ゾーイ役のアビゲイル・ブレスリン。『リトル・ミス・サンシャイン』
出ていた頃に比べると、大きくなっていた。フォークロア調の
服装がとても似合っていた。可愛らしい。
ジュリー・デルピーに似てきた。大人になったら、かなり美人な
女優になりそうだ。


posted by zooom at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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