2014年10月29日

『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』

abouttime.jpg

About Time
監督:リチャード・カーティス
出演:ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス
ビル・ナイ、トム・ホランダー、リンゼイ・ダンカン
公式サイト:http://abouttime-movie.jp(BGM付きなので注意)

****あらすじ****
イギリス南西部コーンウォールの海辺に住む青年ティム(ドーナル・
グリーソン)は、両親と妹、そして伯父の5人家族。どんな天気でも
海辺でピクニックをし、週末は野外映画上映を楽しむ。風変りだけど
仲良し家族。

自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。
20歳の時の大晦日には近くにいた女の子に新年のキスではなく
握手をする始末。ああ、自分が情けない。

21歳の誕生日、父(ビル・ナイ)からある秘密を明かされる。
一家に生まれた男達には、タイムトラベル能力があるというのだ。
ただし、過去に戻れるが未来には行かれない。

父の言葉を本気にしないティムだが、言われた通りの方法を
試してみた。暗闇で両手のこぶしを握り、行きたい場所と時間を
念じたら…。20歳の時の大晦日に戻っていた。服装も当時と同じ!
大失敗だった年明けの瞬間を無事に近くにいる子とキスできた。

タイムトラべルで彼女ができたら最高。だが、上手く行かない。
夏にキットカットの彼氏の従姉妹マーゴットが2ヶ月滞在した。
一目惚れだった。帰る前の晩に勇気を振り絞って告白すると
「もっと前に言ってくれないと」…告白が遅すぎたらしい。
過去に戻って告白したが、「帰る前の晩にもう一度言いにきて」
タイムトラベルの力を借りても恋愛成就は難しい。

弁護士を目指し、ロンドンに移り住んだティム。父の友人で脚本家の
ハリー(トム・ホランダー)のフラットの家の空き部屋に居候。
ロンドンには女子は五万といるのに、出会いがない。仕事ができず
モテない同僚とつるんで出掛ける自分が情けない。

ある晩、暗闇レストランでチャーミングな女の子メアリーと出会い
恋に落ちる。連絡先もゲット。ところが、その晩はハリーの舞台の
初演日で、主役が台詞を忘れてしまった。お先真っ暗。ティムは
タイムトラベルで何とか舞台を成功させて一件落着。と思ったら。

タイムトラベルが引き起こす不運によって、メアリーとの出会いは
なかったことに。メアリーに再び会うため、メアリーが大好きな
ケイト・モスの写真展に毎日通い、ティムはメアリーを待ち続けた。
ところが。フリーだったはずのメアリーには彼氏ができていた。
またまたタイムトラベルをし、ライバルが来る前にメアリーに近づき
メアリーと仲良くなる事が出来た。その夜も完璧なものにしようと
何度もタイムトラベルしてヘトヘトに。

二人は結婚し、子供ができた。幸せな日々。タイムトラベルをする
機会も減ったそんなに日、父が病気で余命もわずかと聞かされた。

残り少ない父との時間を有意義に過ごすため、タイムトラベルを
繰り返すティム。実はもちろん、父もタイムトラベルを繰り返して
何度も幸せな時を楽しんでいた。このままずっとタイムトラベルを
繰り返せば…と思っていたティムだが。タイムトラベルを使っても
回避することは不可能な不幸や出来事もあると知る。

************

「ノッティングヒル」で脚本を、「ラブ・アクチュアリー」で脚本と
監督を務めたリチャード・カーティス監督の最新作で最後の作品。
見に行かないとう選択肢は、ない。

「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」は副題の通り、まさに
愛おしい時間についての作品だった。何気ない日常の生活の中で
家族や恋人や友人との愛を描くのが得意なリチャード・カーティス。
今回もお決まりの、告白シーンや結婚式など、カーティス色の強い
作品。カーティス調のキメ台詞もたくさんあって、山場が盛り沢山。
見終わった後、家族と過ごす何気ない一日の大切さを改めて感じた。

何といっても、父親役のビル・ナイがいい。出番は意外と少ないが
飄々とした表情と一瞬の間がいい。エンディングの歌声も味があり
なかなかのものだ。

主役のドーナル・グリーソン。どこかで見たことがあると思ったら
ブレンダン・グリーソンの息子。『ハリー・ポッター』のロンの兄
ビル役とマッド・アイ・ムーディ役で親子で共演している。
メアリー役のレイチェル・マクアダムスはチャーミング。まさか
ガイ・リッチ―監督の『シャーロックホームズ シャドーゲーム』で
アイリーン・アドラー役を演じていた女優と同一人物だとは。

80年代のBGMがいいと思ったら。音楽担当はドリーム・アカデミーの
リードボーカルだったニック・レアード=クロウズ。映画のBGMで
ザ・キュアーの曲を聴けたのが嬉しい。歌詞が内容にドンピシャリな
曲が多用されていて心憎い。

できれば、もう1回見たいのだが。名古屋での上映は今月末まで。
都内のように、名古屋で別の映画館でも上映してくれないだろうか。


posted by zooom at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。