2010年12月02日

『ハリー・ポッターと死の秘宝Part1』

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『ハリー・ポッターと死の秘宝』
Harry Potter and the Deathly Hallows Part1
監督:デビッド・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
ヘレナ・ボナム=カーター、レイフ・ファインズ、アラン・リックマン

公式サイト:http://harrypotter.warnerbros.co.jp/hp7a

****あらすじ****

ホグワーツ魔法学校の最終学年に進学を諦め、ヴォルデモート
(レイフ・ファインズ)を倒すべく分霊箱を探し出す旅に出ると
決心したハリー(ダニエル・ラドクリフ)。親友のロン(ルパート・
グリント)とハーマイオニー(エマ・ワトソン)もハリーと共に旅に出る
準備をしていた。

ハリーを倒すためには別の杖が必要だと考えたヴォルデモートは
マルフォイの父の杖を奪う。もう、杖同士が共鳴することは無い。

ロンの兄ビルとフラーの結婚式に出席するため、ハリーは不死鳥の
騎士団の手を借りてダーズリー家から脱出する。魔法界の成人年齢
17歳に達していないハリーを安全にロンの家に届けるべく、ロン
ハーマイオニー、フラー、フレッド、ジョージ、マンガンダスらを
ポリジュース薬でハリーに変身させ、ハリーが7人に。それぞれを
トンクス、キングスリー、ビル、アーサー、ルーピン、マッド・アイが
本物のハリーはハグリッドを護衛につけ、別々に隠れ家へ移動する
作戦を実行した。ところが、情報は筒抜けだった。出発した途端に
死喰い人に襲われる。ヘドウィグは殺され、ジョージは片耳を失い
マンダンガスはパニックになり逃走、マッド・アイは殺されてしまう。
ハリーはヴォルデモートに襲われるが、無意識のうちに杖が反応し
ヴォルデモートの攻撃から身を守ることが出来た。

ハリーはヴォルデモートの心をまた読んでいた。ヴォルデモートが
杖店主のオリバンダーを問い詰めている。杖を変えたのに、なぜ
ヴォルデモートはハリーを倒せなかったのかと。

スクリムジョール魔法省首相(ビル・ナイ)が直々にダンブルドアの
遺品を渡しに、ロンの家を訪れた。ロンには「灯消しライター」を
ハーマイオニーには魔法使いの童話の本を、ハリーには彼が最初の
試合で捕ったスニッチを渡した。グリフィンドールの剣も遺品として
ハリーに渡すことになっていたが、貴重な物なので渡せないと。
剣の所在も教えてもらえない。

ビルの結婚式で、ダンブルドアに弟と妹がいることを知ったハリー。
しかも、ダンブルドアの父は魔法使いでない人間を3人殺害した罪で
アズカバンに投獄されていたとは。ショックを受けるハリー。
披露宴の最中に、パトローナスが現れ、伝言を告げた。
「魔法省がヴォルデモートの手に落ちた、死喰い人が来る」

ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人はハリーがシリウスから受け
継いだグリモールド・プレイスの家に身を隠す。ここで、R.A.Bが
シリウスの弟レギュラス・ブラックだと判明した。だが、本物の
ロケットはアンブリッジ(イメルダ・スタウント)の手に渡っていた。
本物のロケットを取り返すべく、魔法省に忍び込む3人。ロケットの
奪取に成功したものの、死喰い人にグリモールド・プレイスのことが
バレてしまい、戻れない。テント生活をしながら分霊箱を捜す旅に。
ハーマイオニーがグリフィンドールの剣が分霊箱を破壊する数少ない
武器だと気付いた。

分霊箱のロケットに影響され、身に付けるとネガティブな気分になる。
3人交代で身に付けることにした。ハリーの無計画さに嫌気がさし
ハリーとハーマイオニーの仲を勘違いしたロン。ロケットを投げ捨て
2人の元を去ってしまう。

ハリーとハーマイオニーはゴドリックの谷へ向かった。ハリーの
両親が殺され、ダンブルドアもかつて住んでいた場所。両親の墓の
近くに、ハーマイオニーの童話の本に随所に描かれていた印と同じ
ものが彫られていた墓があった。何を意味する印なのだろう。

墓のそばで、ダンブルドアの友人バチルダ・バグショットがハリーを
手招きしていた。彼女の家には、青年の写真が。彼は誰なのだろう。
すると。バチルダから蛇のナギニが現れた。ナギニに襲われ、逃げる
途中でハーマイオニーの呪文が跳ね返り、ハリーの杖は2つに割れて
壊れてしまった。

2人が逃げた先は、クィディッチワールドカップの時に行った森。
ハリーは銀色の雌鹿のパトローナスを見つけ、ついて行くと。氷が
張った池の底にグリフィンドールの剣が。潜って剣を取ろうとするが。
身に付けたロケットがハリーの首を絞め、ハリーは気を失いかける。
そこへ、ロンが現れ、ハリーを助ける。ロンは劣等感から来る幻想に
苦しまれながらも、グリフィンドールの剣でロケットを破壊した。

童話の本と、ゴドリックの谷の墓に描かれていた印が気になる3人。
同デザインのペンダントをビルの結婚式で身に着けていたルーナの
父親を訪ねた。マークはハーマイオニーが受け取った童話の中の
『吟遊詩人ビードルの物語』にあった『三人兄弟の物語』に登場する
「死の秘宝」の探求者である印だと知った。

『三人兄弟の物語』とは、「死」から逃れた聡明な三人弟が「死」
から受け取った「死の秘宝」を巡る物語。長男は持ち主を殺した者が
新しい持ち主になる最も強力な杖「エルダーワンド」を受け取るが
杖を盗まれ、やがて死亡し、「死」の元へ。次男は死者を不完全だが
生き返らせる石「リザレクションストーン」を受け取り、亡き妻を
生き返らせたが妻は現世に合わず、次男は自殺して「死」の元へ。
三男は姿を永遠にくらますことのできる「透明マント」を受け取り
長い間「死」から姿を追われることなく人生を全うし、自らの意思で
「透明マント」を脱いで息子に譲り、喜んで「死」の元へ。

娘のルーナを人質に取られていたルーナの父は、ハリー達が家に
来たことを密告した。3人は逃げ切ったがハリーがヴォルデモートの
名を言ったことで探知され、マルフォイ家に連行されてしまう。

またしても、ハリーはヴォルデモートの心を読んでしまった。
ヴォルデモートがある男と問い詰めているが、男はひるまない。
「最強の杖は、既に埋葬されている」

ハリーはヴォルデモートの妻ベラトリックス(ヘレナ・ボナム=
カーター)に殺されかけるが、ドビーが助けに来て、危機を逃れた。
ドビーは捕まっていたルーナ、ディーン、オリバンダー、ゴブリンの
グリップフックも助け、ビルとフラーの住む海辺の家へ逃げるが。
ハリーとロン、ハーマイオニーを助ける際にベラトリクスが投げた
剣が刺さり、ドビーは殺されてしまう。

ホグワーツ魔法学校の敷地内にある湖のほとりにヴォルデモートが
やって来た。ダンブルドアが眠る墓を掘り起こし、杖を奪った。
ダンブルドアの杖は、三人兄弟の長男の「エルダーワンド」だった。

************

話が端折り過ぎで、原作とはかけ離れた感があった荒削りな前作
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』と同じ監督の作品なので
あまり期待せずに見たが。最終編は2部に別れているので、より
細かく描かれていて分かりやすかった。

『三人兄弟』の影絵のシーンが美しかった。今後の展開に欠かせない
重要な伏線をより強く印象付けることに成功した。

冒頭の、ハーマイオニーが両親の記憶を消すシーン。原作では
ハリーと共に旅に出る決心をする理由として、さらりと事後報告を
するだけだが、このシーンは切なくていい。

ハリー・ポッターシリーズが映画化される度に新しく登場する人物の
配役が気になるが、今回も上手く決まっている。
魔法省の首相スクリムジョール役のビル・ナイを見た時には、何か
可笑しなことを言ってくれそうな気がしてしまった。
ルーナの父役がリス・エヴァンスだと気付くまでは時間がかかった。
彼がもう少し若ければ、フレッドとジョージ役の一人二役がぴったり。

以前にも出演したアンブリッジ役のイメルダ・スタウントンの演技も
出演場面は少ないが、さすがに上手い。誰よりも際立ったのが
ベラトリクス役のヘレナ・ボナム=カーター。エキセントリックな
役柄が嵌り、強烈な印象を残した。

残念なのが、ロンの妹ジニー。落ち着きのある物静かな子ではなく
ウィットに富んでいて活発で明るい人気者の印象なのだが。
映画を見ただけでは、なぜハリーがジニーを好きなのか分かり難い。

Part2の公開は、来年の7月。あの淡く切ないシーンがモノクロで
描かれているだろうか。まだまだ先だが、今から楽しみだ。






posted by zooom at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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