友人宅での子供達を交えての新年会は手巻き寿司と餃子パーティ。
何でも自分たちでしたがる子供向けのメニューで、こうなった。
ところが。初対面の子供達はすぐに仲良くなり、お料理を手伝うより
一緒に遊ぶ方が楽しいらしい。息子用の米粉の餃子の皮は手作りで
皆で麺棒でのばして作ろうと思っていたが、結局私が作ることに。
米粉の皮は薄く伸ばすのが難しく、つい分厚く大きくなってしまう。
できあがりは普通の餃子の4倍くらいの巨大な餃子。底面はパリッと
その他は水餃子のようにモチモチ。なかなか好評だった。
メキシコ人の友人はリング状のパンケーキを持ってきてくれた。
「今日はDia de Reyes Magos(三賢者の日)で、キリストが生まれて
10日後に三人の賢者によって見つけ出された、お祝いの日なの。
ツリーの下にプレゼント置いて、クリスマスが2回あるみたいでしょ。
Rosca de Reyes (賢者のパンケーキ)を食べるんだけど、中には
フェーブが入ってて、当たった人は2月2日にパーティを開くのよ」
フランスのgalette des rois(ガレット・デ・ロワ)と同じような感じ。
ただ、フランスではフェーブが当たった人は王様の冠を被って
皆に祝福され、幸運が1年続くとされている。メキシコでは幸福の
お裾分けといったところだろうか。子供達にはクリスマスと同様に
クリスマスツリーの下にプレゼントを用意するのだという。
切り分けてみると、ブリオッシュのような生地。ケーキというよりも
バターたっぷりのパン。甘くて美味しい。余ったので皆で分けて
持ち帰ったら、息子が興味津々。上に乗ったお砂糖の塊を1粒だけ
食べさせたら、大喜び。
「こむぎあれるぎー、なおったら、これ、たべたい!」
おそらく、バターたっぷりで卵も入っているはず。いつの日か息子が
Rosca de Reyesを思う存分食べられる日がきますように。
posted by zooom at 23:47|
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